『外交特例』

林田力

ロイス・マクマスター・ビジョルド著、小木曽絢子訳『外交特例』(創元推理文庫、2014年)はSF作品である。マイルズ・ヴォルコシガンを主人公にしたスペースオペラの一作品である。マイルズと妻のエカテリンは新婚旅行に出かけたが、そこに皇帝からの急使が入る。

本書の主要舞台となるグラフ・ステーションの住民クァディーは遺伝子操作によって生まれた新人類である。足の代わりに腕が二本追加され、四本の腕を持つ。このグラフ・ステーションとマイルズの属するバラヤー帝国の商船護衛艦隊の間で外交紛争が勃発する。

バラヤーはヴォルと呼ばれる貴族制度があり、男尊女卑や遺伝的疾患への差別・偏見などの封建的な差別意識が強い。グラフ・ステーションとの紛争でもバラヤー軍人によるクァディーへの偏見や差別意識が事態を一層深刻にする。これは現代や過去の人間社会の民族紛争にも重なる。

マイルズは大貴族の生まれであるが、異民族を母に持ち、外部の社会を見てきたマイルズは平均的バラヤー人と比べると、はるかに進歩的である。このマイルズが外交官的な駆け引きを駆使して、外交紛争を解決していこうとする。ところが、中盤以降からは犯人と動機探しというミステリーの要素が深くなる。終盤は外交問題に戻るが、冒頭では想定もしなかった話になる。

マイルズの妻エカテリンは『ミラー衛星衝突』で登場したキャラクターである。登場時は封建的な道徳観念に縛られて苦しむ不幸な女性であったが、本書ではマイルズと息のあったパートナーになっている。


林田力

     
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