『銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)』

林田力

『銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)』は田中芳樹『銀河英雄伝説』の二次創作である。『銀河英雄伝説』の読者が銀河帝国の平民の子エーリッヒ・ヴァレンシュタインとして転生し、原作知識を駆使して活躍する。原作の主人公ラインハルトは帝国騎士階級であり、姉は皇帝の寵妃であり、自身も爵位を受けた。これに対してヴァレンシュタインは平民であることを貫いており、階級対立の要素は原作以上に鋭くなっている。

原作知識を持つ人物が転生するという設定自体が、あり得ないIF設定であるが、それに加えて『ヴァレンシュタイン伝』ではブラウンシュヴァイク公やリッテンハイム侯が高貴な人物として描かれている。原作でラインハルトが「選民意識が服を着て歩いている」、メルカッツが「病人」と評したワガママ貴族の姿とは異なる。これを自然なものとして受け止めるか、あり得ない改変と受け止めるかで『ヴァレンシュタイン伝』の評価が変わるだろう。私は前者と受け止め、物語を楽しむことができた。

原作では自由惑星同盟のアイランズ国防委員長という例があり、危機に際して人間が化けるという可能性はある。ラインハルトに対しては寵妃の弟の成り上がり者としか見ることができず、君側の奸との権力闘争と考えていた。これに対して平民であることを打ち出すヴァレンシュタインとの闘いは銀河帝国の体制の危機であることを自覚させるものであり、門閥貴族の守護天使が勤労意欲を目覚めさせたと考えることができる。

林田力

     
【既刊】『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』『東急不動産だまし売り裁判購入編』『東急不動産だまし売り裁判2リバブル編』『東急不動産だまし売り裁判3』『東急不動産だまし売り裁判4渋谷東急プラザの協議』『東急不動産だまし売り裁判5東京都政』『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』『東急不動産だまし売り裁判7』『東急不動産だまし売り裁判8』『東急不動産だまし売り裁判9』
『東急不動産だまし売り裁判10証人尋問』『東急不動産だまし売り裁判11勝訴判決』『東急不動産だまし売り裁判12東急リバブル広告』『東急不動産だまし売り裁判13選挙』『東急不動産だまし売り裁判14控訴審』『東急不動産だまし売り裁判15堺市長選挙』『東急不動産だまし売り裁判16脱法ハーブ宣伝屋』『東急不動産だまし売り裁判17』『東急不動産だまし売り裁判18住まいの貧困』『東急不動産だまし売り裁判19ダンダリン』
『東急不動産だまし売り裁判訴状』『東急不動産だまし売り裁判陳述書』『東急不動産だまし売り裁判陳述書2』『東急不動産だまし売り裁判陳述書3』
『東急大井町線高架下立ち退き』『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』『東急コミュニティー解約記』『東急ストアTwitter炎上』『東急ホテルズ食材偽装』
『裏事件レポート』『ブラック企業・ブラック士業』『絶望者の王国』『歌手』『脱法ハーブにNO』『東京都のゼロゼロ物件』『放射脳カルトと貧困ビジネス』『貧困ビジネスと東京都』
『二子玉川ライズ反対運動1』『二子玉川ライズ反対運動2』『二子玉川ライズ反対運動3』『二子玉川ライズ反対運動4』『二子玉川ライズ反対運動5』『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』『二子玉川ライズ反対運動7』『二子玉川ライズ反対運動8』『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』『二子玉川ライズ反対運動10』『二子玉川ライズ反対運動11外環道』『二子玉川ライズ反対運動12上告』
林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 東急不動産係長脅迫電話逮捕事件 二子玉川ライズ反対運動 東急リバブル広告 東急ストアTwitter炎上 東急ホテルズ食材偽装 東急ハンズ過労死 ブラック企業・ブラック士業 脱法ハーブにNO 東京都のゼロゼロ物件 東急不買運動 東急リバブル東急不動産不買運動 アマゾン ブログ ツカサネット新聞 リアルライブ 本が好き v林田力 家計簿 ワンピース 韓国 江東区長 選挙 東陽町 世田谷区 Hayashida Riki hayariki tokyufubai amazon wiki wikipedia facebook

Yahoo! Japan
林田力
#書評 #小説 #読書 #読書感想 #レビュー #新刊
ふぁぼったー
枕石堂
林田力の書評