林田力 書評『星の涯の空』

林田力

ヴァーナー・ヴィンジ著、中原尚哉訳『星の涯の空』(創元SF文庫、2014年)は文庫本上下巻からなるSF作品である。『遠き神々の炎』の続編である。

犬型集合知性生物の鉄爪族が中世的文明を営む惑星に不時着した人類の物語である。人類は鉄爪族と共存しつつあったが、内憂外患に見舞われる。但し、人類VS鉄爪族との対立構造にはならない。全く異なる人類と鉄爪族が共存する社会は不思議であるが、物語は人間と鉄爪族がペアの親友になっている。親友同士は同族以上に理解しあっている面がある。このために人間だけ、鉄爪族だけで集まって対立とはならない。これは民族紛争解決のヒントになる。

一般にSF作品は未来の科学技術を扱うが、その技術がオールマイティー過ぎると物語にならないこともある。そのために制約条件が導入されることもある。本書は非常に科学技術が進んだ世界を出発点としながら、その世界が崩壊し、そこから逃れた少数の人々で科学文明を再建しようとする物語である。そのため、技術的限界は多く、物語として楽しめる。

元々の科学文明は非常に高度であったため、プログラミングも原始的な作業と受け止められている。現代人にとって火打ち石で火を起こすこと、さらにはマッチで火をつけることさえ原始的に映る。同様にコンピュータに命令して作業させることが当たり前の世界ではコンピュータ向けの言語でプログラミングしなければ動かない状況は困ったものになる。

本書には主要キャラクターも、あっさりと死んでしまうシビアさがある。ストーリーも練られている。序盤で無鉄砲娘のヨハンナが無鉄砲なことをする。ヨハンナの行為は一時的な混乱を引き起こすだけで、本編には影響を及ばさない。何のためのエピソードか分からないまま忘れてしまったが、上巻の終わりで意味を持ってくる。


     
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