『銀河英雄伝説〜生まれ変わりのアレス〜』

林田力

鳥永隆史『銀河英雄伝説〜生まれ変わりのアレス〜』銀河英雄伝説の二次小説である。現代日本人が銀河英雄伝説の世界に転生するパターンである。本作品の主人公アレスは自由惑星同盟に生まれ、士官学校に入学し、ヤン・ウェンリーやアッテンボローの後輩となる。本作品は連載中の作品であり、このレビュー執筆時は惑星カプチェランカでラインハルトやキルヒアイスと遭遇戦が終わったばかりという物語の序盤である。

原作読者が物語世界に転生して原作知識を活かして大活躍するパターンは多いが、前世で平凡な人間が原作知識だけで英雄達を相手に戦争を勝ち抜くことにはリアリティの面で疑問もある。実際、ある二次小説には主人公に都合よく物語が進みすぎるとの批判がなされたこともあった。

この点で本作品は一つの説得力を提示する。アレスは前世の会社員としての経験を交渉事に活かしている。銀河英雄伝説は国家が銀河帝国と自由惑星同盟しか存在しないという固定化し単純化された世界である。その体制が何世紀も続いており、人々の意識も固定化している。複雑な現実社会でビジネスパーソンとして生きてきたアレスの知識経験は、銀河英雄伝説の世界で強みになることは納得できる。

現実社会でも市民運動界隈では常識や礼儀がなっていない人間に遭遇して驚き呆れることがある。これは組織の中で一定期間勤務経験がないと難しいものがある。市民運動の役員が退職者のシニア世代で占められがちであることも世代バランスとして好ましいとは思わないが、理由のないことではない。

主人公の士官学校同期はフォークである。原作では無能と描かれたが、本作品でも幼稚さはあるが、政治家的な根回しの巧みさは評価されている。フォークが手強い敵になる展開があるかもしれない。士官の仕事にはデスクワークも多い。これは他の銀河英雄伝説の二次小説にも描かれている。今後も主人公の活躍に期待したい。


林田力


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